071223  式

最近、裏の野原に妖精が増えた。

悪さはさほどでもないが、とにかくうるさい。

満月の晩などうるさいうるさい。

どうにかしろという主の文句はもっとうるさい。

駆除することにした。

しかし、こいつら、

殺しても死なないのである。

バラバラに引き裂いてみたり、埋めてみたり、燃やしてみたり、喰ってみたりしたが、

死なない。

次の日には明らかに同じ奴が暢気に歩いていたりする。

なかには馴れ馴れしく挨拶してくるのまでいる。

―まったくどうしたものか。

思案しながら洗濯物を抱えて庭に出ると、

そいつがいた。

縁側で主と世間話をしていた。

茶まで飲んでいた。

橙が出したそうだ。

えらいえらい。

もうどうでもいい。




070818  式

こまっている




070207  式

八百屋でネギを見切ったとこですね
常在戦場




061213  式と式の式 神社




061211  式と式の式 買い出し

「…は…よし…も、買った…」
「アイス〜、アイスぅ〜」
「えーと、あとは…」
「アイスっ、アイスっ、アイスっ」
「ん…だいじょうぶだな」
「アイスアイスアイスアイスアイスアイスアイス〜っ」
「帰るぞ」

そうそう甘い顔ばかりしてられないのである。




061108  式と式の式と主 酔っ払い

猫が友人の雀からもらってきた八目鰻の串焼きで酒盛

「けっこういけるじゃないですか」
「ん…このタレがなかなか…雀にも合うんじゃない?」
「塩ですよ、雀は…こぉ、カリカリに焼いたのに荒塩をパラパラッと…」
「あーっ、それそれっ!うふふふふふふふ…たまんないわね…」
「たまんないですよ…うふふふふふふふ」
酔っ払いたちの物騒な会話に猫ハラハラ
でも、ちょっと「ぜったいタレっ」と思ってしまった




二人とももうベロンべロン。

マヨヒガ暮らしなど酒でも呑まなきゃやってらんないのである。

猫は自分の部屋で寝てる。




061101 なんかもうなにもかもめんどくさくなってしまった藍

「あの〜…ら、藍さま?」
「んあ゛?」
「え…と…おひる…なんですけ…ど…」
「あ゛?」
「ゆ、紫さまが…ご飯は…て…あたしも…ぉ」
「だからぁ?なぁにぃ〜?私になんか関係あるのぉ?」
「なっ、ないですっ!」




061019 カメラ

紫がスキマでカメラを拾ってきた。  写真初体験の藍は緊張で変な顔。

この後、橙の尻尾が一本になってて藍逆上。
膨らむ九尾。
そこはかとない違和感。
ひい、ふう、みい……あ…八本。
狐、完全に乱心。
禁断の「ババァ」発言。
紫ざめる紫。
溢れ出す妖気と妖気。
腰を抜かしてちびる橙








帰宅